偶然という名の必然。
11月18日(金)東京・晴れ、新潟・雨
久し振りの帰省。長旅の友に俺はこの本を選んだ。
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そう、いつだってこの本は「本物」に触れさせてくれる。
上げ底の表現者達が、未成熟なリスナーに狂信的に迎えられるとき、
揉み手が得意な評論家達に持ち上げられているとき、
そのイーストフードで膨張した薄っぺらな作品に辟易したときに、
俺はこの本を聖書のように読む。
「彼」は神ではない。しかし「本物」なのは確かだ。
俺がまだ正気なら、たぶんそれは事実だ。
俺は実家の2階に上がり、昔の雑誌を手にする。
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あの頃の輝きが今はなくても、
あの頃の輝きを忘れてはいない。
そんなことを考えながらページを閉じた。

11月21日(月)東京・晴れ
寒さが厳しくなってきた。帰省先ほどではないけれど。
夕方、妻と出かけた恵比寿の小さなライブハウス。
素敵な時間を過ごした後に俺は、
フロアの片隅で談笑している

「彼」をみつけた。

単行本から抜け出してきた彼は、
あのCMの中と同じ姿で、
俺はちょっと笑った。

そして単行本の中の彼が今
目の前にいるという現実に
10代の子供のように感動した

生きてるって素晴らしい
成長するって素晴らしい
年を取るって素晴らしい

また会おう
次はステージで
何年後かわからないけど
きっと行くから
c0016991_7141913.gif ←PUSH!PUSH!!
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# by POP_ID | 2016-05-30 01:16 | Trackback | Comments(5)
紅い月への伝言。-dear sano motoharu-
数ヶ月ぶりに佐野元春『紅い月』アルバムを聴く。
そこに記されたものは現実との覚悟ある対峙。
凡庸な作詞家が避けて通る道を進む彼は、
まるで亡き清志郎の分まで引き受けているかのよう。

世界は傷んでいる。
motoがこんなに残酷な、
ポップミュージックを歌わざるを得ないくらいに。
あの日からずっと心悼む日々が続く。

ねぇmoto、
次のアルバムでは、もうちょっとだけ陽気に微笑んで下さい。
それはきっと救いになるから。
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# by POP_ID | 2016-05-15 02:06 | neo10'sあたり | Trackback | Comments(0)
漫勉を観て思うのは。
久しぶりに140文字じゃ足らない長文を書く気になった。

ずっと前から日本の音楽シーンの悲しさを書いては来たけれど、
漫勉の中で浦沢氏が言った「漫画くらいじゃないかな?16ページ作家に自由に使って
いいよって言ってもらえるのって。」
(記憶起しにつき、ニュアンスだけ伝わってください。)
には音楽ファンとして『溜め息』が出た。

確かに。メジャー音楽シーンを見れば、常にそこには【タイアップ】の支援がつく。
さらに表現は常に10代-20代の公約数を狙ったマーケティングと、
J-POPジェネレータで揶揄されながらも、今なお続く凡庸な表現の使い回しで、
そこに表現者の革命への挑戦は見られない。

漫画でありますか!?
・CMタイアップ漫画
・映画のイメージ漫画
・アニメの前後用漫画=>そりゃそうだ・・・(^_^;)


漫画界はそういう楽な手を使わず、それぞれが切磋琢磨し、過去と現在の
ライバル達を超えるキャリアハイを常に目指している。
健全だ。そしてそういうものが、トップセラーになっている。

ここでは具体例を挙げて「このアーチストがなぜナンバー1HITにならないのか?」
ということは言わないが、表現の高みとセールスが伴わない報われない国=日本
への失望感はこの先一生続くんだなと確信する。

CDアルバムと比べてずいぶんと安いコミック単行本。
僕は漫画は好きだけど、読みたい漫画は無数にあるけれど、積極的に読んではいない。
部屋も狭いし、CDラック+コミック棚は増設できないという住宅事情もある。
でも今はつい先週格安スマホってやつを入手したことだし、
これから漫画を新たな趣味にしてもいいかなって思う。
ほんと今の漫画界はスルーしている自分でも知らずににはいられないくらいに百花繚乱だ。
個々の個性たちが火花を散らしてシーンを前進させているのが分かる。
そこには先日「しくじり先生」で告白されたような【桜ビジネス】はない。
お笑い界もそうだな。むしろ音楽や漫画より賞味期限が短いぶん、険しさも増す。

音楽ブログでこんなこと、書かせないでくれ。
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# by POP_ID | 2016-03-26 02:09 | MUSIC | Trackback | Comments(0)
「キヨシローからの伝言」萩原健太
「キヨシローからの伝言」萩原健太

2009年5月。忘れられない悲しい日。
訃報を受けてすぐぼくが思い浮かべたのは、頭にヒッピーふうのハチマキを巻き、
生ギター2本とウッド・ベースというシンプルな編成のアコースティック・トリオ、RCサクセションを率いて、
独特の絞り出すような歌声を聞かせていた70年代初頭の忌野清志郎の姿だった。
ご存じの通り、やがて彼の頭からはハチマキが消え、髪はつんつんに立てられ、顔にはド派手なメイクがほどこされ、
バックで奏でられる楽器も生楽器からエレクトリックに変わり…。RCサクセションは日本のロック・シーンを征していった。絶頂を極めた。
けれども、彼はRCというひとつの枠にとどまることなく、外に向けて積極的な活動を続けた。
まるで安定することから必死に逃れようとするかのごとく。泉谷しげる、坂本龍一、どくとる梅津バンド、矢野顕子、
ジョニー・ルイス&チャー、三宅伸治、坂本冬美、細野晴臣、TOKIO、ブロックヘッズ、ブッカー・T&MGズなど。
多彩なミュージシャンたちと共演することで、自らの内に燃え上がるテンションをより緊張感に満ちたコンビネーションのもとで爆発させ続けてきた。
とはいえ、彼が放つメッセージは、生楽器の響きに彩られながらも、
とびきりソウルフルな叫びとロック的な躍動を存分にたたえた歌声を聞かせていた70年代初頭から何ひとつ変わらなかった。
彼がいつもステージからぼくたちに向けてダイレクトに放っていた最高にいかした“思い”に貫かれていた。
「愛してるぜ!」
没後、なぜか反核・反原発のヒーローとして語られたりもする。
大手放送局などに真っ向から楯突くアンチ権威のカリスマと思われているフシもある。が、それらとてすべて彼の雄大な魅力の一局面に過ぎない。
病に冒されていることを公表する少し前の時期にリリースされたアルバム『GOD』の収録曲「愛と平和」のリフレインを耳にするたび、
この人を失ったことがどれだけ大きかったか、ぼくはいつも思い知るのだ。
“愛してるって僕は まだ まだ 言い足りないんだ…” ぼくたちもその思いをまだまだ、もっともっと、受け止め続けたかった。
5月7日、そんな清志郎さんからのメッセージを改めて噛みしめる夜にできれば、と願っている。(萩原健太)

http://www.honnobasyo.com/#!blank-5/pkb5j
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# by POP_ID | 2016-03-20 01:56 | neo10'sあたり | Trackback | Comments(0)
佐野元春 尾崎豊
今夜 佐野元春の「さよならBABY」を聴いて
あ、この曲尾崎が歌ったらハマるなって思った
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# by POP_ID | 2015-12-27 03:53 | '80sあたり | Trackback | Comments(0)