BOSE(S.D.P.)/NO TITLE
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May 4, 2009
http://blog.honeyee.com/bose/archives/2009/05/04/post-75.html

あまりにショックで、まだ、自分の中で消化しきれてもいなくて、
こういうところで、なにか書くような気にはなれなかったのですが、
なにもなかったかのように、楽しいことを書いたりするのは、やっぱり無理なので、
少し、書きます。

僕たちの世代で、RCの音楽を聴かないで育った人なんていないわけで、
もちろん僕も、田舎の中学生時代に、友達にテープをダビングしてもらったりして、
聴いていました。
「トランジスタラジオ」とか「雨あがりの夜空に」とか「スローバラード」なんかは、
どんな田舎の中学生でもビンビン来るような要素があって、
夜中にラジカセで聴きながら、なんだかたまらない気持ちになっていたのを思い出します。

清志郎さんの活動の中で、個人的に一番影響受けたのは、タイマーズでした。
最初にCDが出たのはもう20年ぐらい前ですが、
その頃、確かまだ専門学校生で、ラップをやり始めたぐらいだった僕は、
こんなに社会的なメッセージを自由に、しかも、楽しく、面白く表現出来るんだ!
と思って、完全に打ちのめされました。
そして、20年経った今でも、歌詞を書いたりする時には、
あのアルバムが、いつも心のどこかにあって、
言葉にはしにくいけど、しっかりとした基準になっていたりします。

今聴いても、まったく古びない、というか、
この頃、清志郎さんが歌っていた、政治的な問題、戦争や原子力の問題なんかが、
未だになんにも解決もしていないっていうことなんですよね。
そして、こういう問題に、しっかりと向かって作品を作ったり、
ちゃんと発言して、世の中に影響を与えることが出来たミュージシャンやアーティストが、
清志郎さん以外にほとんど出て来ていないっていうのも悲しい。

僕はすでに、タイマーズをやっていた頃の清志郎さんの年齢をとっくに超えてしまったけど、
こういう年齢になってこそ理解出来る部分もあるし、
自分たちも、こういう気持ちで音楽を作ったり、発言をしていかないと、
と、今さらながら、強く思う。

ライブの楽屋やなんかで何度かお会いして、
声をかけてもらったことぐらいはあるけど、
しっかりとお話をしたことは、ありませんでした。
自分がもう少し成長したら、いつかちゃんと喋ったり出来る時が来るかな、
などと夢見ていたんですが、叶いませんでした。
残念です。

孤独な闘いも多かったと思います。
あの声を、もっと聴いていたかったです。
長い間、お疲れさまでした。
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by POP_ID | 2009-05-05 04:07 | '00sあたり | Trackback | Comments(0)
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