田中貴(サニーデイ・サービス)/2009年5月2日の夜
>昨晩、友人に誘われ渋谷のバーに入った直後に清志郎さんの訃報を聞いた。

清志郎さんには、数えるほどしかお会いしたことはないのだが、お会いすると、
「下北沢のお店で会ったことがあるね。」
「四国のイベントでは、君のご家族が来ていたな。」
など、驚くほどの記憶力で、いつも恐縮させられた。

サニーデイが解散し、スクービードゥーのマネージメントを始めた時のこと。
イベントでご一緒させていただいた時に、メンバーを紹介しようと挨拶に伺った。

「なんだ、マネージメントってどういうことだ?
 もう音楽は止めてしまったのか?」

ちゃんと返事が出来なかった。

その言葉は、ずっとぼくの心の中に残っていた。


そもそも、レコーディングのディレクションをしてくれと言われスクービーに携わっていたんだが、
その後ぼくもよくわからないまま全てを任されるようになっていた。

何かを見透かされてるかのようだった。

ぼくは、スクービーのことが片手間になるのが嫌で、
数年間、ほとんど人前で演奏はしなかった。
惚れたバンドを、早く一人前にしたかった。

今や、スクービーはぼくが携わっていた頃より、CDの売り上げも
ライブの動員も伸びるほどに成長した。


そして、ぼくは少しずつ演奏の機会を増やし、去年バンドは再結成した。

あのときの言葉は、ずっとぼくの心の中に残っていた。

9日は、清志郎さんと初めてお会いした、下北沢のお店でライブだ。

ぼくは、今でも音楽を続けていること、
この先もずっと音楽を続けていくことを伝えに行こうと思う。

http://blog.auone.jp/mfbg19/?p=0&disp=entd_p&EP=32541233
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by POP_ID | 2009-05-11 20:24 | '00sあたり | Trackback | Comments(0)
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