もう一度お勉強。
ややこしい音楽の権利たち。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html

>以前はJASRAC一社が音楽著作権のすべてを行なってきた。
2001年に「著作権等管理事業法」が施行され新規参入が可能になった。。
だが音楽著作権にまつわるすべてが、新規事業者に任されているわけではない。
「著作権等管理事業法」では、音楽著作権を4つに分けた。

「演奏権等」
「録音権等」
「貸与権」
「出版権等」

である。これを「支分権」という。

e-Licenseなど新規参入の管理事業者は、このうち「録音権等」のみの管理しか行なうことができず、
そのほかの権利に関しては相変わらずJASRACが独占的に管理している。

普通我々一般人が思い描くアーティストとJASRACの関係は、アーティストがJASRACに著作権管理
を委託していると思っている。だが実際にはその中間に、「音楽出版会社」というものが存在する。
アーティストはこの出版会社に、自分の権利を「譲渡」する。
そしてその出版社が、JASRACに権利を委託する、という二重構造になっている。

*
平沢氏: 例えばメジャーなレコード会社でレコーディングが終わるとある日突然、
出版会社から契約書が届くんですよ。で、契約してくれと。
契約書が送られて来た時点で、JASRACにもう勝手に登録されているんです。
それによって、出版会社に権利が永久譲渡されている曲というのがあったりするんですよ。
で、JASRACで集金されたお金は、この出版会社を通るだけで
50%引かれて(搾取されて)、アーティストへ戻るという構造があるんですね。
*

JASRACが回収した著作権料は、権利を譲渡されて保持している出版会社が貰うことになる。
アーティストには出版会社から、印税という形でお金を受け取る。50%天引きでだ。
つまりレコード会社と出版会社のタッグは、原盤権も手に入れた上で著作権までもゲットし、
その著作権料で制作費まで回収し、回収が終わっても曲が売れ続ける限り、
著作権料としての利益を上げ続けることになる。

――音楽出版社というのは、必ず通さないといけないものなんですか?
*
平沢氏: これはもう動かせない構造として、存在するんです。JASRACの会員になるか、
出版会社を通さないと、JASRACとそのほかの管理会社に対して支分権が振り分けられないん
ですね。e-Licenceというところは、それは理不尽だと考えているんです。そこでMCJPという
出版会社を作っています。ここは単に支分権の振り分けを行なうだけで、50%という料金を取らないんです。
*

ここで問題なのは、多くのミュージシャンがこの大事な著作権を、出版会社に譲渡してしまっていることである。
つまりミュージシャンが著作権侵害を発見しても、作った本人には著作権がなくなっているので、
どうすることもできない。これは侵害以前に、大変な問題だ。

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こういうのは音楽ビジネスだけなのか?
小説家は?写真家は?画家は?詩人は?

>アーティストはこの出版会社に、自分の権利を「譲渡」する。
期間を定めた「貸与」ならまだしも、「譲渡」というのはすごい。
自分の作品の著作権を他人に奪われることを強要されてしまうのだ。
印税が入るったって、それは曲を売る努力をしての話であって、
「廃盤」にして放置すれば印税は入らない。
アーチスト自身が自分の(廃盤にされた)曲を自主的に売ろうとしても、
簡単にはOKされない?

リンク先の記事では、「演奏権等」「録音権等」「貸与権」「出版権等」の
詳細が明らかでないので、まだ分からないことがたくさんあります。
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by POP_ID | 2009-07-06 18:42 | MUSIC | Trackback | Comments(0)
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