佐野元春/COYOTEを聴きながら。(止揚)
「コヨーテ、海へ」も含めて今作は、
かなり意識的に過去の名曲が想起される曲が多い。
それをして、「がっかりです。」と言うリスナーがいることも僕は知った。
でも僕は「コヨーテ、海へ」に止揚(しよう)を感じた。

IMAGINEだけでは救えない世の中。
もちろん当時のジョンがそれを無自覚なわけもなく。
自宅を訪れた盲信的ファンに「これはただの歌なんだよ。」と諭したのは有名。

元春は89年の「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」制作当時と今を比べて、
「あの頃の方がまだ楽観的だった。」と語っている。
だからこそ、IMAGINEに対してSHOW REALというカウンターをぶつけざるを得なかった。
ポップミュージックの歴史の螺旋階段に、日本代表として「コヨーテ」を積み重ねた。

別にポップミュージックに「時代の苦悩」なんて重たい荷物を背負わせる必要なんてない。
そんなことしなくたって「売れる曲」は書ける。
だけど元春にそれはできない。
後は僕らリスナーの課題でしょ?

ps.http://www.pia.co.jp/special/sano/sano01.html

http://popid.exblog.jp/3106456/
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by POP_ID | 2007-06-24 22:23 | '00sあたり | Trackback | Comments(0)
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