カテゴリ:book( 8 )
ポピュラー音楽と資本主義
面白かったんで、お勧めできます。
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>別の側面から見ると、90年代は日本の音楽史において、かつてないくらい
豊かな時代だったことは最後に強調しておくべきことでしょう。

『渋谷』についても記述あり。
曽我部恵一の言葉も引用されています。
後はそれぞれ読んでくれい。

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by POP_ID | 2008-01-29 21:18 | book | Trackback | Comments(0)
インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?
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次世代オーディオに挑む/中島平太郎
アナログからデジタルへ。CD開発の秘話からその次のオーディオへの想いを。
音楽を愛する一人として楽しめる一冊。

インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?/森 健
この本は佐野元春のニューアルバム「コヨーテ」を聴く前に読んでたんだけど、
内容はまさにIT社会の侵食による新しい不安と「個」のあり方に踏み込んだ良書。
元春のコアなファンであるなら、ぜひお勧めしたい一冊です。

IT社会は僕らにボーダレスなエイジレスなクラスレスな自由を与えてくれるはずだった。
僕らは確かな前進を得たはずだった。
ところが気がつくと僕らはこの素晴らしいシステムにがんじがらめにされていたんだ。
駅から駅へ、そして街を歩く、ビルに入る。僕らはその間いったい何台の監視カメラに
写されているのだ?

ジョージ・オーウェルが1949年(!?)に発表した「1984年」。
国中がビッグブラザーによる監視を受けるその様子は、
不自由な共産国家をモンスター化したのだろうか?
半世紀以上過ぎた今、それは「民主的な自由主義国家」で具現化されてしまった。
トラックやタクシーの運転手は、休憩場所もその時間も全て監視下に置かれた。
会社員もまたセキュリティーの名の元に、PCの使用具合を管理された。
不信感が監視・管理強化を生み、それが新たな不信感を生むというスパイラル。
ちょっと道から外れたことをすると管理者から処罰されるという環境が、何を生むのか?

「自分自身でいたいだけ。」

元春の言葉は昔からROCKシンガーが歌い続けた言葉で新しくはない。
しかし2007年の地平で、今一度確認しておきたいフレーズなのだ。
(COYOTEの人物設定を再確認しておきたい。)

>監視され、環境に従順に従うという志向性が身につくと、本来人がもつべき重要な要素、
「主体性ある意思決定」が奪われていくことになる。それこそが個人にとってのもっとも
大きな損失につながるとは言えないだろうか。 (P.331より引用)

本音の会話は、えてして休憩時間や、アフター5に交わされるものだ。
インチキ社長のお肉屋さんが結局は倒れたように、個が握りつぶされると、
全体が病んでいく。

リスクを回避するためのセーフティネットが僕らを不機嫌にさせるというパラドックス。
僕にできることといえば、たまの連休には携帯の繋がらない山や島へ逃亡するくらいさ。

「めざせよ、海へ!」
ってね・・・(苦笑)
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by POP_ID | 2007-07-07 22:21 | book | Trackback | Comments(0)
良書推薦!「ポピュラー音楽へのまなざし―売る・読む・楽しむ」
ポピュラー音楽へのまなざし―売る・読む・楽しむ
リンク先の一般人のレビューでは辛い点数が付いていますが、僕はぜんぜん楽しい。
いろんな話が聞ける。まだ途中なんで・・
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by POP_ID | 2006-10-05 21:10 | book | Trackback | Comments(0)
良書推薦!「ピアノと平均律の謎」白楊社
ピアノと平均律の謎―調律師が見た音の世界
僕なんかてんで「音学」には無学なんで、ピアノが不完全な楽器だなんて言われたら
普通に驚愕します。ピアノ調律師は、完璧な理論数値に基づいて調律を行うのではなく、
平均律という妥協案によって音を作り上げているとは。
楽しい。圧倒的に楽しい本です。

>聞くというのは、つまるところ触覚が特殊化したものである。
音という概念は、あくまでも鼓膜を刺激しふるわせるものに終始せざるをえないのだろうか?

>とにかく人は音楽を、何か神聖なもののように、天の高みですでにできあがっていたもの
をいただいたのかのように考えがちだが、実はそうではない。

>たぶんわたしたちは、加減していない無限のハーモニーをもつ音階を本当に手に入れら
れるまで、楽器も心も進化させ続けていくことになるだろう。

ぜんぜん難しくないです。お勧めですよ!
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by POP_ID | 2006-10-05 21:00 | book | Trackback | Comments(0)
菊地さんの失敗。
CDは株券ではない/菊地成孔
痛快な切り口と確かな耳に裏づけられた批評眼。と毒舌。。。
なんかユーミンですら機械で調整してるって知ってかなりへこんだ。
俺の好きな大御所さんも使ってる気がしてきたよ・・・。
「考えるヒット」ファンなら読むべき一冊。切られたアーチストのファンには辛い内容覚悟。

オレンジレンジ評価は近田氏と一致。まぁどうでもいい。
「2曲からパクるのが新しい。」と絶賛するあたり、
フリッパーズの3rdをあさってに置いた空砲発言が虚しい・・・。
2曲なんてもんじゃないぞ・・・。
そこを突っ込まれると、「いやあれは元ネタへの愛情があった。レンジは違う。」と、
構造論を、精神論に摩り替えてしまった・・・。上塗りが悲しい・・・・。

その程度の本です。面白いけど。
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by POP_ID | 2006-09-13 23:48 | book | Trackback | Comments(0)
良書推薦!「ポピュラー音楽は誰が作るのか―音楽産業の政治学」
誕生間もない?ポップミュージックの歴史をこれまでの分析モデルを元に新たな
理念を持ちこんで語られる好著。
これさえ読めば、僕のブログはいらない。(と言われると悲しい・・・)

まさに自分が求めていた良書でした。
日本の音楽産業、音楽業界が歩んできた歴史。
お抱え作曲家の時代、フォーライフの設立、URCの設立。
ジャニーズの戦略。これからの業界はよくなる?どうなる?
勁草書房からは他にも音楽に関する良書があることが分かったので、
機会をみて読み進みたい。読書の秋にぜひどうぞ!POP-ID保証つきっす!!
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by POP_ID | 2006-09-13 23:30 | book | Trackback | Comments(0)
死ぬほど推薦。
新しい人は新しい音楽をする 武久 源造 著
これは名著だ!!面白すぎて薦めずにはいられない。

>例えば、音楽を一つのビル。それも百階建てくらいのビルだと仮定してみましょう。
生涯かけても屋上まではいけないとしたら、例えば三階だけでも熟知し、そこを磨こうとする
のが一つの行き方。でも僕は、

(略

どうです?読みたいでしょう?この続き。

素晴らしき長寿バンドのマンネリズムと、演奏家の熟練とはまた違う。
磨くというと芸術を感じる、同じ階をただただリフォームして、
新しく見せてるだけのバンドやアーチストもいる。
でもそれだってお客さんに幸せを運んでいるんだから、立派な職業だ。
今日は範疇外のものをそっとしておきたい気分です。

珍しくニール&イライザを聴きながら。
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by POP_ID | 2006-09-13 23:12 | book | Trackback | Comments(0)
良所推薦!「in my room...」
in my room...
憧れの雑誌編集者DorGさんのブログです。
憧れと実情はきっと違うんだと思います。。。(爆
でもどんな職業も同じですよね。
よその芝生はいつだって青い。
銭湯の番台だってきっとそんなに楽しくない。
昔と違って・・・・。(猛爆

キョービいないよ若いコなんて。

紹介文でここまで脱線していいのだろうか?
それは「編集者のみぞ知る」
お後がよろしいようで・・・。
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by POP_ID | 2006-09-07 02:47 | book | Trackback | Comments(2)