清志郎を日本のKING OF ROCKと一般マスコミや一般人は言うけれど、
今の日本のROCKって奴を見渡してみると3分間の娯楽に過ぎないことに気づく。
テクニックもアイデアもかっこよさもふんだんに盛り込まれている。
だけどそれだけで生涯不変の感動には繋がらない。
<そんな中でのKINGなんて嬉しくもなんともないやい!>
俺が現在好きだと公言している若手中堅バンドだって突き詰めればそうだ。
それはROCKに止まらぬ前進を求めた自分の志向のせいだから仕方ない。
清志郎も自分の音楽が娯楽の一種であることを自覚していたけれど、
その自覚から生まれたものがなおそのレベルを100光年分凌駕していることも
明確に自覚していた。
それは本人の口からHIT CHARTの1位を取れないことに関して、
筑紫さんのインタビューで答えていたはずだ。
30年経っても人の心の芯にまで深く根を張る歌を残した巨人。
ジャンル イコール キョーシローでもいいけれど、
日本最高のSOUL SINGERと呼びたいな。
ROCKなんてキョーシローの一部分に過ぎないって。
SOULは普遍の音楽なんだ。
ロックン仁義
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND4897/index.html