西日本新聞
>―1980年に「アンジェリーナ」でデビューして四半世紀近く。
佐野:当初、物語の主人公は10代や20前半の、人生に余裕のある世代の日常だった。「サムデイ」「スターダストキッズ」…がそう。曲に込めたのは「つまらない大人にはなりたくない」という大人への反抗。ただロックンロールとは「成長」について言及する音楽。だから今回は成長する、成熟することがどんなことか考えたかった。
>―メッセージの発信先が世代を超えているから、歌はいずれも普遍性を増して響いてくる。
佐野:それはとてもいい評価。うれしいですね。この4年間、同時代の表現者たちの動きが気になったんです。彼らが一体何を考え、どういう声を発しているのか。例えば小説家や現代美術作家。音楽に関心のない人たちは「たかが流行歌だろ」と思うかもしれないけど、音楽と肉声、全身を使って表現する僕らのポップ音楽とロックンロールは決して彼らに劣ってはいないと思いますね。
他にも
MODS,
Char,
ZAZEN,
斉藤和義,
坂本龍一などなど・・・・・。
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