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今こそ日本はパンクかも?
前項で議論の取っ掛かりができたので、ちょっと考えてみたい。
「勝ち組、負け組」「貧富の差の拡大」
だんだん資本主義らしくなってきた現代ニッポン。
今こそ真に良質なパンク・ミュージックが生まれてきてもいいのではないのか?
(生まれなくてもいいけど。僕にはポップスがあるから。)
もちろん今時「アナーキーIN THE JAP」なんて叫ぶ表現者はいないだろうから、
カタチは変えてくるでしょうけど。

歌謡曲にもパンクが・・・。
見えるのでしょうか?ちょっと手強い「お題」です。

スーパーカーの氷結したバンド関係。
絶対に体育会系ノリを排斥したいんだという決意は、
ネオ・パンクとも言えるのだろうか?
赤い血の滴るパンクから
青い血の凍るネオ・パンクへとバトンが・・
いや、パンクって言葉は適切ではないな。

まぁ個人的にはポスト・パンク・ポップを自称したネオアコバンド”フリッパーズ”によって、
自分の歴史内でのパンクもロックも、一回息の根を止められています。
「一度死んだ音楽」として聴いています。
(これ書いちゃっていいかなぁ・・・・・。)
まぁだからこその「POP_ID通信」not ROCK_ID通信なわけですが。

真に良質なポップミュージックは常に「絶望」を背負っているという持論からすれば、
真に良質なポップミュージックもパンクも立ち位置は同じです。

今の若者ってライブで踊れないんですよね。
モッシュしたり騒ぐことはできても。
「明日世界が終わるのに、踊ってなんかいられるかよ!
俺たちは騒ぐだけだゼ、イェーイ!!」って雰囲気を感じます。
それを卑下するのは年寄りの証なのかな?
僕は発言留保します。
by POP_ID | 2005-05-05 06:25 | MUSIC
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