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佐野元春の新作。[COYOTE]
まだ試聴はしてない。
ジャケットを見て、意味を探ってみる。

”コヨーテとの会食を拒否している男”

舞台は21世紀の荒地だ

荒地というと「新しい航海」を思い出す。
君が見えてくるはずの場所にいたのは
コヨーテだった。

”なんてこった!?”

テロと報復の連鎖
理解不能な殺人事件
温暖化のもたらす深刻な環境破壊
そんな毎日と曲タイトルとを
交互に眺めてみると
彼がこのアルバムに埋め込んだ『秘密の暗号』が
見えてくる気がするんだ

星の下 路の上
荒地の何処かで
君が気高い孤独なら
折れた翼
呼吸
ラジオ・デイズ
Us
夜空の果てまで
壊れた振り子
世界は誰の為に
コヨーテ、海へ
黄金色の天使


”こんなはずじゃなかった世界に生きてるってこと”
”バラ色には見えない時代に生きてるって意味”

ジャケがどうとか
演奏がどうとか
好みの問題は後回しにして
僕はこのアルバムに期待しよう
あえて試聴はしないでおこう
彼の表現の核心にブレなんかないから

そしてもしこのアルバムが本当に
「ナポレオン」のような傑作であれば
どんなに心強いことだろうか!

本物の歌が
本当の表現が
あまりにも少なすぎるこの時代に
どうか鉄槌を下して欲しい
遠慮なんてしなくていいから

100万枚なんて売れなくたっていい
選び選ばれし宝石は
僕らだけで山分けしてしまおう

嫌な奴らはそのままでいい。
陽気に行こうぜ!
コヨーテが眠る朝まで騒ごう。

あ、もしかしたら
コヨーテは『敵』ではなくて
自分の心に住んでるのかもね?
by POP_ID | 2007-06-09 20:16 | '00sあたり
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