どの歌も同じに聴こえる。
今のチャートを賑わすJ-POPS。
テーマは食べ放題のバイキング料理のように、
いろいろあるけど、画一だ。
コテコテの中華と、
甘いスイーツと、
寿司とピザとサラダとフルーツ。
一通り揃えたから、誰にでも口に合う。
それなりの安パイ。
それは表現とは呼ばない。
ただの商売だ。
かつて松本隆や阿久悠の描いた3分間の小説は、
僕らを物語の世界に連れてってくれた。
限られた文字数で時間で、
いかに歌い手を輝かせ、自分の存在を残すか。
そこには時代との勝負があった。
今の売れ線品群を僕は
「ゆとりポップス」「ゆとりロック」「ゆとりラップ」に「ゆとりデーヴァ」と
名付けたいけど、
もはやそれ全部ひっくるめて
「●●歌謡曲」という呼称がつけられないか
ちょっと考えてみたい。
かつて「ニューミュージック」という呼称があったように。