数年振りにフルーツを聴いている。
決して聴きこんだアルバムではないが、
「楽しい時」「恋人達の曳航」水上バスに乗って」など、好きな曲は少なくない。
母の死を経て作られたこの作品は鎮魂歌のテイスト。
フルーツの果実は種を残し、次の世代に生きていく。
母の遺伝子は元春に受け継がれ、そしてまた次の世代へと繋がっていく。
♪憎しみがまた
別の憎しみを生む世界
ファンなら言わずもがなの「マンハッタンブリッヂにたたずんで」のネガ。
僕はふと思う・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
元春の声は、
もしかしたら、
母のベッドのそばで、
枯れ果ててしまったのではないかと・・・・・・・・・・・・・
mama mama mama・・・・・・